１９８１年、アメリカ合衆国でANDREW GREENBERG、ROBERT WOODHEAD両氏の制作によりWizardryというゲームが APPLE][版で初めてSir-tech社から発売された。SCENARIO #1 PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD である。 Wizardry SCENARIO #3は１９８３年５月にAPPLE版で初めて発売された。今作は、＃１や＃２で使っていたキャ ラクタをそのまま転送して冒険する。新規でキャラクタを作ることはできないのだ。

「LEGACY OF LLYLGAMYN」は、「PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD」や「THE KNIGHT OF DIAMONDS」と違い、 GOODのパーティ、EVILのパーティを分けて作り、名目上、最大１２人で冒険をしなければならない。迷宮の構造も違い、 地下に行くのではなく、上にのぼって行くというものなのだ。上にのぼって行くという事自体は、地下に行くという 圧迫感はないが、それでも独特の緊張感と恐怖感は全く失われていない。最上階が６Ｆで、GOODのパーティは１Ｆ、 ２Ｆ、４Ｆ、６Ｆ、EVILのパーティは１Ｆ、３Ｆ、５Ｆ、６Ｆをそれぞれ探索する形になる。 最上階である６Ｆを奥まで探索し目的を果たすためには、GOOD、EVILのパーティがそれぞれ協力し合わなければ 絶対にいけないのだ。間違っても６Ｆで道をふさいでいるL'KBRETHにみだりに攻撃を仕掛けてはいけない・・・

ここで「はじめに」という題目のページであるのにもかかわらず、＃３の最大の核心である「NEUTRAL CRYSTAL」の 作り方を説明する。見たくない方はとばしてもらいたい。・・・まずGOODのパーティが４Ｆで固定モンスター 『DELF』を倒し、「CRYSTAL of EVIL」を手に入れる。そしてEVILのパーティが５Ｆで固定モンスター 『SOUL TRAPPER』を倒し、「CRYSTAL of GOOD」を手に入れる。順番はどちらでもかまわないが、とにかくこの２つを 手に入れないと話が進まない。そして、誰でも構わないが、ALIGNMENTがGOODかEVILのキャラクタに 「CRYSTAL of GOOD」と「CRYSTAL of EVIL」を両方持たせて、使えるほう（GOODなら「CRYSTAL of GOOD」、EVILなら 「CRYSTAL of EVIL」）を一方使う。（ＳＰを開放させる）と「NEUTRAL CRYSTAL」ができる。なぜココで書いた かというと、L'KBRETHに「NEUTRAL CRYSTAL」を持たずに遭うと必ず後悔するからだ。私自身もなんども全滅し、 後悔したか・・・まぁ、何度も言うようにWizardryというゲームは自由なので別にクリアすることを拒否しても 全然構わないのだ。しかし、どの攻略本を見てもほとんど「NEUTRAL CRYSTAL」の詳しい作り方は載っていないので、 ココで記述したというのが最大の理由であるのだ。

では本題に入ろう。