Wizardry

Legacy of Llylgamyn/リルガミンの遺産




ウィザードリィというゲームは非常に自由である。反面、制約される部分もあり、それが逆に自由度を高めていると思われる。 ゲームをはじめてすぐに白い枠線と白い文字、そして背景は真っ黒。そう、ウィザードリィというゲームは文字・数値がものを いうゲームなのだ。それは単にビジュアルにとらわれて、半ば強制的なフローチャートで、最終ボスを倒してハッピーエンドと いった、昨今によくみられるRPGとは一線を帰している。

「リルガミンの遺産」は、「狂王の試練場」や「ダイヤモンドの騎士」と違い、善のパーティ、悪のパーティを分けて作り、名目上、 最大12人で冒険をしなければならない。迷宮の構造も違い、地下に行くのではなく、上にのぼって行くというものなのだ。上にのぼ って行くという事自体は、地下に行くという圧迫感はないが、それでも独特の緊張感と恐怖感は全く失われていない。最上階が 6Fで、善のパーティは1F、2F、4F、6F、悪のパーティは1F、3F、5F、6Fをそれぞれ探索する形になる。最上階 である6Fを奥まで探索し目的を果たすためには、善、悪のパーティがそれぞれ協力し合わなければ絶対にいけないのだ。間違っ ても6Fで道をふさいでいるル’ケブレスにみだりに攻撃を仕掛けてはいけない・・・

ここで「はじめに」という題目のページであるのにもかかわらず、#3の最大の核心である「中立の水晶」の作り方を説明する。見た くない方はとばしてもらいたい。・・・まず善のパーティが4Fで固定モンスター『デルフ』を倒し、「悪の水晶」を手に入れる。 そして悪のパーティが5Fで固定モンスター『ソウルトラッパー』を倒し、「善の水晶」を手に入れる。順番はどちらでもかまわないが、 とにかくこの2つを手に入れないと話が進まない。そして、誰でも構わないが、性格が善か悪のキャラクターに「善の水晶」と 「悪の水晶」を両方持たせて、使えるほう(善なら「善の水晶」、悪なら「悪の水晶」)を一方使う。(SPを開放させる)と 「中立の水晶」ができる。なぜココで書いたかというと、ル’ケブレスに「中立の水晶」を持たずに遭うと必ず後悔するからだ。私 自身もなんども全滅し、後悔したか・・・まぁ、何度も言うようにウィザードリィというゲームは自由なので別にクリアすることを 拒否しても全然構わないのだ。しかし、どの攻略本を見てもほとんど「中立の水晶」の詳しい作り方は載っていないので、ココで記 述したというのが最大の理由であるのだ。

では本題に入ろう。





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